SORAE INFRASTRUCTURE DEFENSE FORCE
S.I.D.F.
― SORAEインフラ防衛戦線 ―
見えない敵に、姿を与える。
専門知識をエンタメの力で社会に届ける
― 最前線で苦悩しているいわば ボトムの奇襲隊の、新たなる戦線。
「敵が見えないから、戦っている姿や苦悩が伝わらない。」
これは、インフラの最前線に立つ者が、ずっと抱えてきた歯がゆさです。
橋が錆びる。コンクリートが剥がれる。路面が沈む。それらは静かに、しかし確実に、この国のインフラを蝕んでいます。けれど、その脅威はなかなか伝わらないし目に見えない。だから多くの人は気づかない。気づいた時には、もう手遅れのことがある。
橋梁メンテナンスの最前線で、この「見えない敵」と対峙してきました。劣化した橋の前で途方に暮れました。予算がない、人もいない、でも社会インフラは待ってくれない――。
「劣化や損傷を、遊びの中から学べる機会があれば
――人はもっと早く、危機に気づけるんじゃないか。」
一人の行政エンジニアの妄想です。しかし、「片栗粉で養生する」も、「職員自ら橋を直すDIY」も、最初は妄想でした。妄想には、正論にはない突破力がある。だから今回も、本気で妄想することにしました。AIという新しい「筆」を手に。
ORGANIZATION
S.I.D.F.とは
S.I.D.F. ―― 正式名称、SORAE Infrastructure Defense Force(SORAEインフラ防衛戦線)。一般社団法人 行政エンジニア支援機構(そらゑ)が展開する、インフラ老朽化問題を「エンタメの力」で社会に届けるスピンオフ・プロジェクトです。
我々の真の任務は、脅威を素早く発見する(点検)ことだけではありません。その後の迅速なる修繕(対処)を完遂し、防衛線を維持することにこそ真の価値があります。
DEFENSE
そらゑの「守り」の人の群マネ ―― 孤立した行政エンジニアを束にし、立場を越えてつながる仕組み。産・学・民・官が半歩ずつ踏み込む「人の繋がりが生む化学反応」による、強固な防衛陣形の実践。
OFFENSE
S.I.D.F.はその「攻め」の一手。収集したくなる、つい誰かに見せたくなる、なんか気になる ―― そういう入口をまず作る。それが最前線を切り拓く奇襲隊としての我々の矜持。
AI × EXPERTISE
土木のエンジニアであって、絵が描けるわけではない。でも今の時代、AIという「筆」がある。現場の生きた専門知識 × AIの描画力。このアーキテクトとしての掛け算が、劣化獣を生み出した。
MISSION
#イタイ大人 の #本気であそぶ
難しい話はその後でいい。まず「おもしろい」と思ってもらうこと。インフラの「今」を、一人でも多くの人に届ける。
BESTIARY
劣化獣図鑑
「劣化獣」とは、コンクリートや鋼材、さらには人に生じるさまざまな劣化現象を、AI技術によって「獣」として具現化したキャラクター。それぞれの劣化獣は、実在の劣化メカニズムに基づいてデザインされています。

THREAT: HIGH
ケミカローズ
CLASSIFICATION: CHEMICAL-CORROSION
化学腐食怪獣
下水道や化学工場に出現する溶解獣。強酸性の体液でコンクリートを泥状に溶かす。

THREAT: HIGH
アイアン・イーター
CLASSIFICATION: STEEL-CORROSION
赤錆腐食獣
自己增殖機能を持つ機械生命体。触れる金属を瞬時に酸化鉄へと変える。

THREAT: HIGH
ゲルパイダー
CLASSIFICATION: ASR-EXPANSION
膨張魔獣
コンクリート内部のASR反応から誕生。吸水で膨張し構造物を内側から破壊する。

THREAT: EXTREME
カーボネイト・ファントム
CLASSIFICATION: CARBONATION
静かなる侵蝕
CO2が凝縮したガス状の劣化獣。「見えざる死神」として恐れられる。

THREAT: HIGH
スリヘリン
CLASSIFICATION: PHYSICAL-ABRASION
研磨怪獣
濁流の土砂で橋脚を削り取る劣化獣。大雨のたびに暴れ、落橋の危険を招く。

THREAT: EXTREME
コゴト・ネガティブ
CLASSIFICATION: PSYCHIC-INTERFERENCE
精神摩耗人
人の心を攻撃する最悪の敵。S.I.D.F.が守るのはコンクリートだけではない。
劣化獣は随時追加中。「あの劣化現象も獣にしてほしい」というリクエスト、お待ちしています。
INTELLIGENCE CHANNELS
活動拠点
MESSAGE FROM THE COMMANDER
代表理事のひとりごと
全国に約73万橋。その多くが高度経済成長期に架けられ、今まさに老朽化の波を迎えています。そして、それを守る行政エンジニアもまた、孤立と疲弊の中で戦っています。
「正論」をそのまま叫んでも、届かない人がいる。「インフラが危ない」と100回言うより、「なにこの獣、かっこいい」と1回言ってもらう方が、実は遠くまで届くことがある。
S.I.D.F.は、#イタイ大人 の #本気であそぶ スピンオフ企画です。片栗粉で養生した時も、職員だけで橋を直した時も、周りからは「何やってるの」と言われました。S.I.D.F.も、きっとそう言われるでしょう。
でも、いいんです。奇襲隊は、いつだって変なところから現れるものですから。
そらゑ代表理事
木下 義昭